ハウス型電子マネーの活用によるプロモーションサービス構築に向けた実証実験を開始

2022年4月15日より、「point+plus」は「アララ キャッシュレス」に名称変更いたしました。
※本記事は、2021年12月13日時点の内容となります。

アララ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:岩井 陽介、証券コード:4015、以下「アララ」)は、東芝テック株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:綿織 弘信、以下「東芝テック」)と、アララの店舗向けハウス型電子マネーサービス「point+plus(ポイントプラス)」と東芝テックの店舗システム「PrimeStore」を連携させたデジタルトランスフォーメーション(DX)領域に関するプロモーションサービス「チャージバック(特許取得済み)」の実証試験を12月13日より開始しました。

ハウス型電子マネーとは、導入店舗限定で使用可能な電子マネーで、交通系、大手GMS等が発行する共通電子マネーと同様のサービスについて、小売店が独自で比較的安価に展開が可能です。また、ハウス型電子マネーでは、利用されたお客様の履歴データを独自に保持できるため、客層把握に基づいたプロモーションサービスの実施が可能となります。

両社は、店舗システム「PrimeStore」と店舗向けハウス型電子マネーサービス「point+plus(ポイントプラス)」を連携することにより、小売店、消費財メーカー、消費者すべてにメリットのある販促サービスモデルの構築に向け、株式会社スーパーストアナカガワが展開するスーパーストアナカガワ招堤店にて実証実験を開始しました。

 

■実証実験について

実施店舗 : スーパーストア ナカガワ招提店 (大阪府枚方市)
実施期間 : 2021年12月13日(月)~12月25日(土)
内容 : 消費者がプロモーション対象商品をハウス型電子マネーで購入すると、商品ごとにあらかじめ設定された還元額を購買データより算出し利用した電子マネーに付与されます。実証実験では小売店、消費財メーカーの運用スキームの確認、対象商品の売上変化によるプロモーション効果を検証します。

 

■「チャージバック」とは
「チャージバック」は、プロモーションを実施したいメーカーと店舗をWEB上でマッチングし、店舗を利用する顧客に対しメーカーがダイレクトにアプローチできる販促支援サービスです。店舗を利用する常連客が、プロモーション対象商品をその店舗が発行するハウス型電子マネーで購入すると、POSデータと連携し自動でプロモーションにエントリーされます。後日、商品購入時に利用したハウス型電子マネーへプロモーション還元額が付与されます。メーカーは、管理画面からプロモーション対象商品、還元額、実施希望店舗などを選択するだけ。最短翌日から販促を開始できます。

 

■特許に関して
アララは、本サービス「チャージバック」に関して、特許を取得しております。
特許番号 :第6898600号
発明の名称 :情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
特許取得日 :2021年6月15日